高齢者が寒がりなのはなぜ?


 

介護のプロ道場、今日のお題は
「高齢者の循環器系の変化」です。

それでは問題です!

高齢者は「血の巡り」が悪くなる。

正解は◯×どちらでしょう?

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正解は、◯ でした!

【今日の解説 高齢者の循環器系の変化】

加齢により、いわゆる「血の巡り」、全身に血液を送り出し、全身から血液が戻ってくるという循環器系の働きが悪くなります。
心臓は心筋という筋肉でできていて、休むことなく動き続けています。

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その仕組みは、心臓の一部で「自家発電」をしていて、その電気刺激が定期的に心臓全体に伝わり、心筋が縮みます。そして、心臓全体が定期的に縮む、伸びるを繰り返すことで、ポンプのように全身に血液を送り出しています。

 

しかし加齢により心臓の壁が厚くなり、電気刺激の伝わりも悪くなる、すなわち、心臓の伸び縮みがあまり上手くいかなくなってしまうのです。

このように、血液を体中に送り出す心臓の機能が低下していること、身体の血管が硬くなっていることから、血液循環が悪くなります。

 

他にも、新陳代謝が低下すること、熱を蓄える皮下脂肪が薄くなること、体温の調整をする自律神経の働きが悪くなることなどが、高齢者に「寒がり」が多い理由です。
病気が元になって寒がることもあります。

冷えの訴えが強く、元気がない場合には、新陳代謝に関係する甲状腺の病気「甲状腺機能低下症」の可能性もあります。

また、足先の温度に差がある場合には、動脈が硬くなり、血管の中がかなり狭くなる、あるいは詰まってしまう、「閉塞性動脈硬化症」の可能性があります。

いつもより寒がっていないか、左右に温度差がないかなど、普段と違うことがあるようだったら、受診を勧めましょう。

 


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