ところで、ホルモンって何?


介護のプロ道場、今日のお題は
「ホルモンの働き」です。

それでは問題です!
ホルモンとは内臓のことである。

 正解は◯×どちらでしょう?

高血圧 バイタルサイン 血圧の異常
正解は、医学的には × でした!

 

【今日の解説 ホルモンの働き】

内蔵をホルモンと呼ぶのは、焼肉の場合です・・・。

ちなみに、焼肉で内蔵をホルモンと呼ぶのは諸説ありますが、栄養豊富で活力がつくという事が由来のようです。

 

さて、ホルモンは、身体の働きに影響を与える化学物質のことです。

特定の部位から分泌されたホルモンは、メッセンジャーのように、標的部位に到達すると、特定の作用を起こすための情報を伝えます

特定の部位にだけ作用するホルモンがある一方で、全身に影響を与えるホルモンもあります。

 

たとえば、甲状腺刺激ホルモンは脳下垂体でつくられ、甲状腺にだけ作用します。

甲状腺でつくられる甲状腺ホルモンは、全身の細胞に作用し、新陳代謝を促します。

膵臓から分泌されるインスリンは、全身の糖代謝に関わり、血糖値を下げます。

 

ホルモンはごく微量で大きな反応を引き起こします。多いものでも、血液100ml中に1μg(マイクログラム:1/1000mg)しかありません。

ホルモンは50mプールに一滴くらいの濃度で十分に働くと言われています。
ホルモンを分泌する器官を、内分泌器といい、主な器官には、下垂体・甲状腺・副甲状腺・膵臓・前腎・松果体・精巣・卵巣・などがあり、主なホルモンには以下のような種類があります。

 

【視床下部】
・副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン
・甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン
・成長ホルモン放出ホルモン
・性腺刺激ホルモン放出ホルモン
 ※下垂体から分泌されるホルモンを刺激する。

【下垂体】
(下垂体前葉)
・副腎皮質刺激ホルモン(副腎皮質ホルモンの分泌促進)
・甲状腺刺激ホルモン(甲状腺ホルモンの分泌促進)
・性腺刺激ホルモン(黄体形成ホルモン・卵胞刺激ホルモン)
・成長ホルモン(骨格の成長、エネルギー源の代謝、恒常性の維持など)
・プロラクチン(乳中分泌促進)

(下垂体中葉)
・メラニン細胞刺激ホルモン(メラニン産生促進)

(下垂体後葉)
・バソプレッシン(尿量の調節、血圧上昇)
・オキシトシン(子宮収縮、乳中放出促進)

【松果体】
・メラトニン(概日リズムの調整)

【甲状腺】
・甲状腺ホルモン(全身の物質代謝の促進)
・カルシトニン(血中カルシウム濃度低下)

【副甲状腺】
・パラソルモン(血中カルシウム濃度上昇)

【副腎】
(副腎皮質)
・コーチゾン(ブドウ糖の合成、抗炎症作用、抗ストレス作用)
・アルドステロン(電解質、水代謝、血液量、血圧の調整)

(副腎髄質)
・アドレナリン(神経伝達、肝臓のグリコーゲンをブドウ糖にして血糖値上昇、血圧・心拍上昇)
・ノルアドレナリン(神経伝達:脂肪のエネルギーを活用し筋肉の瞬発力増か、血圧・心拍数上昇)

【膵臓(ランゲルハンス島)】
・インスリン(ブドウ糖の吸収促進、血糖値降下)
・グルカゴン(肝臓のグリコーゲン分解促進、血糖値上昇)

【卵巣】
・エストロゲン(妊娠成立の準備、女性特有の体つきをつくる)
・プロゲステロン(妊娠の成立と維持)
【精巣(睾丸)】
・アンドロゲン(男性特有の体つきをつくる、筋肉の増加、精子形成)

 


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