大脳って何してるの?


介護のプロ道場、今日のお題は「大脳の働き」です。

それでは問題です!
大脳は脳全体の50%を占める。

正解は◯×どちらでしょう?

大脳の働き 機能局在 介護のプロ道場

 

正解は、× でした!


【今日の解説 大脳の働き】

大脳は、脳全体の約80%の重さを占めており、身体から送られる情報を処理して指令を下す、総司令官のような役割を持ちます。

大脳は左右に分かれています。右利きの人99%は左脳が優位半球(利き脳)、左利きの人の半分右脳が優位半球と言われています。

左右それぞれの大脳には溝があり、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉に分けられます。

それでは、大脳の各部分の主な働きについてお話しますね。


【前頭葉】大脳の前の部分

・優位半球(利き脳)前頭葉のの方は、思考、やる気、感情、性格、理性などをコントロールしています。病気や怪我でこの部分が障害されると、性格が変わってしまうことがあります。認知症の一つ、ピック病はこの部分が変化しまうために起こります。

・前頭葉のの方には、口を動かす、声を出すなどの言葉を話す部分があります。怪我や病気でこの部分が障害されると、言葉の理解はできても言葉が話せななくなる、運動性失語(ブローカ失語)を起こします。

・前頭葉の後ろの方には体を動かす運動野という部分があります。手足を動かす命令はここで出されて、脊髄を経由して、手足に送られます。この命令が通る道は途中で左右が交叉して、右側の運動野は左半身を、左側は右半身を支配しています。右の運動野が障害されると左半身、左の運動野が障害されると左半身に麻痺を起こします


【側頭葉】大脳の横の部分、こめかみから耳の後ろぐらいまでです。

優位半球(多くは左脳)の側頭葉の上の方には言葉を理解する聴覚野という部分があります。この部分が障害されると、言葉が理解できなくなる感覚性失語(ウェルニッケ失語)を起こします。


【頭頂葉】大脳の上の部分

・頭頂葉のの方は、顔・手足など身体全体からの皮膚感覚(触覚、痛覚、温度感覚など)が集まる部分があります。この部分が障害されると、触ったものが何かという認識ができなくなります。

 

【後頭葉】大脳の後ろの部分

後頭葉には、目で見た情報が集まる視覚野という部分があります。後頭葉に入った視覚情報は、頭頂葉と協力して処理され、人の顔や物の形などを認識しています。この部分が障害されると、目で見たものが何かという認識ができなくなります。

 

このように、大脳の各部分にそれぞれの機能があることを「機能局在」と言います。

ケガや脳梗塞などで、その部分が障害されると、それぞれの機能が働かなくなってしまいます。さらに特定の機能を持つ部位の他に、「連合野」と呼ばれる部位では、それぞれの機能を調整し、より高度な働きをしています。これが高次脳機能です。

 

次回は高次脳機能についてのお話です。お楽しみに!

 


介護のプロ道場 365日メール講座は
こちらのフォームからお申し込み下さい。

メールアドレス
お名前(姓)
お名前(名)


※メールの受信制限をされている方は、

mail@kaigopro-dojyo.com を「受信可」に設定をお願いします。

お問い合わせはこちらをクリックして下さい