高次脳機能って一体何なの?


介護のプロ道場、今日のお題は「高次脳機能と障害」です。

それでは問題です!
高次脳機能障害とは、記憶障害のことである。

正解は◯×どちらでしょう?

高次脳機能障害 介護本舗 

今日の画像ゲストは、役立つ情報盛りだくさん「介護本舗」を運営されている
株式会社 介護コネクションの奥平幹也さんです。

正解は、× でした!

【今日の解説 高次脳機能と障害】

高次脳機能障害には、記憶障害の他、注意障害遂行機能障害失語など、様々な症状がみられます。

高次脳機能とは、脳の中で知覚記憶判断感情想像などの情報を統合して作り上げる、その人の「人格」であるとも言えます。

高次脳機能障害とは、病気やケガによって、脳が損傷を受け、この人格を作り上げる脳の働きがうまくいかなくなることです。

社会生活を送るために必要な行動をとることが難しくなってしまいます。

主な高次脳機能障害の症状には次のようなものがあります。

記憶障害
例)昨日どこに行ったか思い出せない

注意障害
例)仕事に集中できない

遂行(すいこう)機能障害
例)家事を計画的に行えない

失語
例)言葉が話せない、人の話が理解できない

失行
例)お茶の入れ方がわからない

失認
例)よく知っている人の顔がわからない

地誌的(ちしてき)障害
例)よく知っている道で迷う

半側空間無視
例)左側にあるおかずが目にとまらず残してしまう

行動と感情の障害
例)やる気がない、元気がない、 怒りやすい、一つのことにこだわりやすいなど

高次脳機能障害を持つ方は全国で推定50万人いるとも言われており、「見えない障害」であるため、周囲の理解を得られない事例も多く見られます。

しかし本人の意思でそのようにしている訳ではないので、本人にとっても、周囲の人たちにとっても、ストレスを感じることになってしまいます。

できるだけ多くの人が「高次脳機能障害」を知って、ちょっとしたサポートをすることで、社会生活を送りやすくなります。もちろん、リハビリテーションも有効です。脳には代償機能がありますものね。

国立障害者リハビリテーションセンター内、高次脳機能障害情報・支援センターでは、ホームページでも病気の理解、相談窓口、活用できる制度などの高次脳機能障害に関する総合的な情報があります。

情報提供や、実際の関わりなど、参考にしてみて下さいね。

 


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