ピック病は人格が変わるって本当?


介護のプロ道場、今日のお題は
「前頭側頭型認知症(ピック病)」です。

それでは問題です!
ピック病では人格変化が主な症状である。

正解は◯×どちらでしょう?

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正解は、 ◯ でした!

【今日の解説 前頭側頭型認知症】

前頭側頭型認知症(ピック病)では、主な症状として、人格変化が見られます。

脳の前の方にある前頭葉と側頭葉を中心に萎縮が起こるために発症する認知症が、前頭側頭型認知症です。その中で代表的な病気としては、ピック病が知られています。

前頭側頭型認知症はケースが少なく、詳しい原因は、よく解っていない状況です。

症状は、もの忘れよりも人格変化言語障害が目立つことも多いのが特徴です。

人格を司る前頭葉に障害が起こるために、感情のコントロールができない、だらしない行動をとる、反社会的な行動をとるなどの人格の変化が症状として出てしまうのです。

その他、言語障害が現れる理由は、言語中枢が前頭葉や側頭葉にあるためです。

前頭側頭型認知症(ピック病)の特徴をまとめると・・・

・初老期に発症する傾向がある

・特有の人格変化(感情のコントロールができないなど)

・言語障害

・少しずつもの忘れの症状も出てくる

・病識はない

人格の変化に、周囲は驚き、そして疲弊していくことも多いと思います。

しかし病気によって起こる、反社会的行動を承認することは、本人の尊厳を守れないことにつながります。
まずは、周囲の人が病気を理解すること、そして、「〜と思うのですね」と感情には寄り添うことが大切です。

暴力や暴言などが見られるときは、一旦距離を置いたり、気持ちを別の所に向けて落ち着いて頂きましょう。
落ち着いてきたら、「私はあなたに危害は加えません。叩かれると痛くて辛いのです。どのように思っているのか、お話を聴かせて下さい」などと、話しかけるのも一つの方法です。

そうは言っても、実際にその場に居合わせた介護者にとっては、とても強いストレッサーになります。
ご本人はもとより、介護をする側であるご家族、そして介護職のケアも必要ですね。


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