B・C型肝炎ウイルスは、そばにいるとうつるの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「B・C型肝炎の基礎知識」です。

それでは問題です!
B・C型肝炎ウイルスは、血液を介して感染する。

正解は◯×どちらでしょう?

B型肝炎C型肝炎 感染予防

正解は、◯ でした!

 

【今日の解説 B・C型肝炎の基礎知識】

B・C型肝炎ウイルスは、血液を介して感染するため、日常生活の場面で感染することはありません。

 

B型肝炎はHBV(B型肝炎ウイルス)、C型肝炎は、HCV(C型肝炎ウイルス)の感染によって起こる肝臓の病気です。

ちなみに、A型・E型肝炎は経口感染です。

肝炎になると、肝臓の細胞が壊れてしまい、肝臓の働き(栄養の貯蔵・代謝薬・化学物質の代謝・解毒など)が悪くなります。

 

ウイルス性肝炎には、初めてHBV・HCVに感染して発病する「急性肝炎」、HBV・HCVが持続的に体内に残っている人(キャリア)が発病する「慢性肝炎」があります。

急性肝炎の症状は、全身倦怠感の後に食欲不振・悪心・嘔吐などの症状が現われ、続いて黄疸(おうだん)が出現することがあります。

慢性肝炎の場合は、自覚症状がない場合が多いと言われています。

しかし、慢性肝炎を放置すると、病気が進行して、肝硬変、肝がんへ進展する場合があるので、注意が必要です。

 

B・C型ウイルス性肝炎の診断には、血液検査(抗原・抗体検査、肝機能検査など)を行います。

体内にあるウイルス量(抗原)多いと、感染力が強くなります。

 

B・C型肝炎の主な治療法としては、大きく分けると、抗ウイルス療法(インターフェロンや抗ウイルス薬)と肝臓を休め保護する治療法があります。

 

HBV、HCVは主として感染している人の血液を介して感染します。具体的には・・・

・感染している人と注射針や注射器を共用した

・感染している人の血液が付着した針を誤って刺した

・HBV、HCVが含まれている血液の輸血、臓器移植等を行った

・感染している人が使用した器具を、適切な消毒などを行わずに入れ墨やピアスの穴あけなどをした

・感染している人と性交渉をもった(HCVでは稀です)

母子感染(妊娠出産時)(HBVの場合は母子感染予防措置があります。HCVの母子感染は少ないです)
日常生活の場でHBV、HCVに感染することはほとんどなく、握手、抱き合う、隣に座る、食器を共用する、一緒に入浴するなどでは感染しないことがわかっています。

 

さて、3週間にわたってお届けした「感染対策」に関する話は、今日でおしまいです。

感染予対策の基本は、スタンダードプリコーションの徹底そして、正しい知識を持つことです。

利用者さんそれぞれの健康を守り、生活の質を向上させるためには、「適切な」感染対策が必要ですね。

 

次回からは、約8兆円という莫大な医療費がかかっている、生活習慣病についてのお題を始めます。

利用者さんだけでなく、ご自身のそしてご家族の健康管理にも役立てて頂ければ幸いです!

 


介護のプロ道場 365日メール講座は
こちらのフォームからお申し込み下さい。

メールアドレス
お名前(姓)
お名前(名)


※メールの受信制限をされている方は、

mail@kaigopro-dojyo.com を「受信可」に設定をお願いします。

お問い合わせはこちらをクリックして下さい