血糖降下剤とインスリン製剤ってどう違うの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「血糖降下剤とインスリン製剤」です。

それでは問題です!
血糖降下剤とインスリン製剤は同じである。

正解は◯×どちらでしょう?

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正解は、× でした!

【今日の解説 血糖降下剤とインスリン製剤】

血糖降下剤は、膵臓からのインスリン分泌を増やす、インスリンの働きを高める、ブドウ糖の吸収を遅らせるなどの仕組みで血糖値を下げる薬で、インスリン製剤は、足りなくなったインスリンそのものを補い血糖値を下げる薬です。

 

《血糖降下剤の種類》

1)糖の吸収を遅らせる薬

食事から摂取した炭水化物(糖質)は、小腸にあるα-グルコシダーゼという酵素によって、ブドウ糖に分解されて吸収されます。

α-グルコシダーゼ阻害薬は、この酵素の働きを抑えブドウ糖の吸収を遅らせることによって、食後に血糖値が高くなるのを抑える薬です。

 

2)インスリンの分泌を増やす薬

膵臓のランゲルハンス島の細胞に働いてインスリンの分泌量を増やすことで、血糖値を下げます。

この種類の薬には、DPP-4阻害薬、スルホニル尿素薬(SU薬)、速効型インスリン分泌促進薬があります。

食事の量や内服のタイミングなどにより低血糖を起こすことがあります。

 

3)インスリンの働きを高める薬

肝臓や筋肉のインスリンに対する反応を良くして、血液中のブドウ糖が肝臓や筋肉に取り込まれやすくする薬です。

この種類の薬には、インスリン抵抗性改善薬とビグアナイド薬があります。

 

 

《インスリン製剤》

足りなくなったインスリンを補うため、即効性があるもの、持続性のあるものなど、複数あるインスリン製剤から、患者さんの状態にあわせて、医師の指示で使う種類や量を調節します。

食事の量が少なかったり、運動をしすぎたりすると低血糖を起こしてしまうので、注意が必要です。

 

多くは携帯型の注射器を使い、1日数回、自分で注射をします。

注射する部分は、一般的にお腹・腕(二の腕)・太ももで、毎回2~3cmずらすなど毎回注射を行う部分を少しずつかえるようにします。

インスリン製剤に適した注射部位はコチラ

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インスリン製剤は、インスリンがほとんど作られない1型糖尿病では欠かすことのできない薬ですが、2型糖尿病では、インスリン製剤を使っている間に、膵臓がインスリンを作れるように回復すれば、インスリン製剤をやめて、飲み薬に戻せることもあります。

 


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