脳梗塞を起こしたらどのような治療をするの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「脳梗塞急性期の治療」です。

それでは問題です!
脳梗塞を起こしたら手術を行う。

正解は◯×どちらでしょう?

脳梗塞の治療 介護のプロ道場

正解は、× でした!

【今日の解説 脳梗塞急性期の治療】

脳梗塞の発症直後は薬物治療が基本で、血栓溶解療法抗血小板療法抗凝固療法脳保護療法などが行なわれます。

それぞれの治療法について簡単に紹介しますね。

 

1)血栓溶解療法(t-PA療法)

血管に詰まった血栓を溶かし、血流を回復させます。発症後4〜5時間以内に治療をすれば、大きな効果が期待できます。国内では2005年に認可された薬で、2012年に適応が発症後3時間から4.5時間に変更されました。

t-PAを使用すると、 3ヶ月後に自立した生活を送れる患者さんが、使用しなかった時と比べて50%増加すると言われています。
ただ、1ヶ月以内に脳梗塞を起こしたことがある方や、抗凝固療法を受けている人などは適応外です。

 

2)抗血小板療法

血小板の働きを抑え、動脈内で血栓ができないようにし、急性期の悪化と再発を防防ぎます。アスピリンなどが広く用いられています。

 

3)抗凝固療法

血液を固まりにくくすることで、心臓や静脈内で血栓ができないようにし、脳梗塞急性期の悪化と再発を防ぎます。

 

4)脳保護療法

脳梗塞が起こったときに発生する有害物質(フリーラジカル)を取り除き、脳細胞を壊死から守ります。発症後24時間以内にこの薬を用いれば、後遺症を軽くする可能性が高くなります。

 

今回は脳梗塞の急性期(発症後1〜2週間)の治療について解説しました。

慢性期(発症後1ヶ月以降)の治療である、リハビリテーション、再発予防については、脳梗塞の各症状の解説の後に紹介しますね。


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