嚥下障害がある人にはどうしたらいいの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「嚥下障害がある人の食事」です。

それでは問題です!
嚥下障害がある場合には、食事の工夫が必要である。

正解は◯×どちらでしょう?

嚥下障害 対応 食事の工夫 介護のプロ道場

正解は、◯ でした!

【今日の解説 嚥下障害がある人の食事】

嚥下障害は、食事がとれないことによって低栄養となるだけでなく、 誤嚥性肺炎窒息の危険等、生命に影響をもたらす可能性のある障害です。

そのため、他職種と連携をとり、安全に楽しく食事が出来るような工夫が必要です。

 

嚥下障害がある人の食事のポイントを5つ、挙げてみますね。

1)環境を整える

食べることに意識を集中できるように、テレビやラジオなどの音を小さくし、静かな環境を作ります。

 

2)姿勢を整える

基本はやや前かがみあごを引いた姿勢です。

座位の場合は、テー ブルはひじをしっかりつける高さ、椅子は足がしっかり床に着く高さにします。身体を安定させるために背中にクッションなどを使うのも良いでしょう。

ベッド上でも、ギャッジアップをしたり、後頭部を枕で支えたりして、軽くあごを引いた体勢にします。

 

3)準備体操をする

食事を始める前には、嚥下体操などを行い、口やのどの筋肉を刺激するとともに、頭も身体もしっかり目覚めているように準備をします。喉のアイスマッサージも効果的です。

言語聴覚士さんにアドバイスをもらうとよいと思います。

 

4)食材の工夫をする

誤嚥や、のどにつまる危険のある以下のような食材には注意が必要です。

野菜:れんこん・ごぼう・たけのこ・セロリなどの繊維が多く噛み切れないもの、生で食べる野菜、海藻、きのこ類

肉:脂肪分の少ない肉、ハムやソーセ ージ

魚: 鮭・ぶり・カジキ・さわらなど加熱によってぱさつくものや、イカやたこのようにかみきりにくいもの

その他:カステラやビスケットのように口の中でぱさつくもの、餅や団子のようにのどにはりつくもの、ピーナッツなどの乾燥した豆類

細かくきざんだものや口の中でバラバラになるものは、とろみ剤などを使い、のど越しをよくします。

水分はのどを通過する時間が短いので、誤嚥しやすくなります。そのため、とろみをつけて、ゆっくりのどを通るように調整します。

 

5)口腔ケアをする

口の中には多くの細菌がいます。口の中の多量の細菌を含む食べ物や水分、唾液を誤嚥すると、誤嚥性肺炎を起こす危険性が高くなるため、口腔ケアが必要です。

また、口腔ケアそのものにも摂食・嚥下機能改善の効果があるといわれて います。

口腔ケアは3度の食事の後に行うことが原則ですが、無理な場合は夕食後または就寝前の1度だけでも行うようにします。

 

安全な食事はもちろんですが、楽しく食事が出来るように工夫をしていきたいものです。

市販の介護食もたくさん工夫されている物がありますので、それを活用するのもよいと思います。


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