言語障害がある場合にはどうしたらいいの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「言語障害がある方とのコミュニケーション」です。

それでは問題です!
言語障害がある方とは大きな声で話す。

正解は◯×どちらでしょう?

コミュニケーション 共感

正解は、× でした!

 

【今日の解説 言語障害がある方とのコミュニケーション】

聴力に問題が無ければ、大きな声で話す必要はありません。

 

言葉を作り出せない運動性失語なのか、言葉を理解できない感覚性失語なのか、麻痺によって唇や舌がうまく動かせない構音障害なのか、によってコミュニケーションの方法は違います。

どのような原因で言語障害が起こっているのか、しっかり判断した上で、コミュニケーションをすることが大切です。

 

まずは、運動性失語(ブローカ失語)のある方とのコミュニケーションです。

言葉は理解できますので、短いセンテンスで、YESNOで答えられる質問(クローズドクエスチョン)をするのもよいでしょう。

よく観察をして、ご本人が伝えたい事を推測して、「トイレに行きますか?」「着替えますか?」など、タイミングよく声をかけます。

写真や絵などを使って、選んでもらう方法もあります。

言葉を作り出せないために、五十音表は不向きです。しかし、使い慣れた漢字は画像としても脳で処理されますので、活用できます。

 

言葉が理解できない感覚性失語(ウェルニッケ失語)の場合には、ゆっくりと、写真漢字ジェスチャーなどを使いながら、コミュニケーションをとりましょう。

話す言葉は流暢ですが、ご本人が思っていることと違う発語がある場合があります。これを錯語(さくご)と言います。

例えば「鉛筆」と思っていても、「消しゴム」と言い間違えをしてしまうことがあります。

普段の生活をよく観察して、何を伝えたいのか察することを心がけましょう。

 

麻痺によって唇や舌がうまく動かせない構音障害の方とのコミュニケーションも、ゆっくり時間をかけて行いましょう。

よく聞き取ること、相手の言葉を自分が聞き取った通りに復唱することが大切です。

言葉を理解でき、また言葉を作れますが、うまく発音できない状態ですので、筆談五十音表を使って、コミュニケーションをとる方法もあります。

特に身近なものや体調などの画像を利用したり、キーボードを押すと音声が出る「トーキングエイド」という機械を活用するのもよいでしょう。

 

普段何気なく行っているコミュニケーションですが、自分の想いが伝わらない、相手の言っていることがわからなくなると、とても辛い状態であることが予想されますね。

どのような原因で言語障害が起こっているのか、しっかり判断した上で、コミュニケーションをすることが大切です。

 


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