失行・失認、それって何?


介護のプロ道場、今日のお題は
脳梗塞後の失行・失認(高次脳機能障害)」です。

それでは問題です!
失行では物の使い方がわからなくなる。

正解は◯×どちらでしょう?

失行 失認 高次脳機能障害 脳梗塞後遺症 桑原紀子

今日の画像はワタクシ桑原紀子です。本日生誕◯◯周年を迎えることができました。
皆様ありがとうございます。え?物の使い方間違ってますか?

正解は、◯でした!

 

今日の解説 脳梗塞後の失行・失認(高次脳機能障害)】

失行とは、運動麻痺や運動失調がないのに、手足の動かし方や物の使い方がわからなくなる症状です。

脳梗塞で、大脳皮質に障害を受けた場所によって症状が違います。

 

左右中心溝周辺に脳梗塞を起こすと、手や足などの動作がうまくできなくなる「肢節(しせつ)運動失行」という症状がでます。

その他にも、左頭頂後頭葉では、物をうまく扱えなくなる「観念(かんねん)失行」、右頭頂葉では、衣服の着方や脱ぎ方がわからなくなる「着衣失行」という症状がでます。

 

失行がある方には、まず、使うものを少なくして、決まった場所に置いたりして環境を整えます。

道具の使い方や服の着方を、例を示しながら一緒に行うことを繰り返すことが大切です。

 

失認とは、視覚、聴覚、触覚などの感覚に異常はないのに、物を認識できなくなる症状です。

失認もまた、脳梗塞で障害を受けた場所によって症状が違います。

 

後頭側頭葉では、知っているものを見てもそれが何かわからない「視覚失認」という症状がでます。話は出来るのに、字を読めないことも起こります。

右側頭葉では知っている音を聴いても、何の音か分からない「聴覚失認」という症状がでます。

 

失認がある方には、どの感覚が認識できないのかを見極めて、例えば字を読めない場合には会話を中心にするなど、他の感覚を使って、日常生活が送れるように働きかけます。

 

また右側頭頂葉に脳梗塞を起こすと、麻痺を起こしていてもそれを認識できない病態失認という症状がでます。合わせて半側空間無視を起こすこともありますが・・・・続きはまた明日、詳しくお話をしますね!

 


介護のプロ道場 365日メール講座は
こちらのフォームからお申し込み下さい。

メールアドレス
お名前(姓)
お名前(名)


※メールの受信制限をされている方は、

mail@kaigopro-dojyo.com を「受信可」に設定をお願いします。

お問い合わせはこちらをクリックして下さい