回復期のリハビリは何をするの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「回復期リハビリテーション」です。

それでは問題です!
回復期リハビリは主に専門病棟や病院で行われる。

正解は◯×どちらでしょう?

回復期リハビリテーション 脳梗塞後遺症 介護のプロ道場

正解は、◯ でした!

【今日の解説 回復期リハビリテーション】

脳梗塞発症ら3〜6ヶ月くらいまでの回復期リハビリテーション(以下リハビリと略)は、歩行や、食事、排泄、入浴、更衣など、日常生活に必要な動きをできるようにしていき、専門の病棟専門病院で行われます。

脳梗塞後で一番多く見られる症状が、身体の左右どちらかの半分がマヒする「片麻痺」という運動障害です。

手足を動かしたり、座ったり、歩いたりという運動機能の改善を行うのが理学療法で、理学療法士(PT)が担当します。

回復期の理学療法では、麻痺のない方(健側)の能力を効率よく活用(残存機能の活用)するとともに、麻痺側の関節が固まらないようにしたり。筋肉のこわばりをとったりして、運動しやすくします。

そして、安定して座る訓練を行います。安定して座れることは、立ったり、歩いたりするために必要な基本姿勢です。

座る訓練の後、立ち上がり、車いすやベッドへの移乗、歩行訓練と進んでいきます。

人間の生活全般に関わる全ての行為・行動・活動・動作の回復を目指して行うのが作業療法で、作業療法士(OT)が担当します。

物をつかんだり指を動かす作業や、食事、排泄、入浴、更衣や家事を行うための、身体の機能を高めます。

注意障害、失行、失認、半側空間無視などの高次脳機能障害がある場合には、麻痺の程度が軽くても日常生活動作に支障を来します。

後遺症の程度は個人差があるので、その状況に合わせて日常生活が送れるように訓練をします。

片麻痺による、構音障害や、高次脳機能障害である失語症などの、話す、聞く、読む、書くといったコミュニケーション能力の回復を目指して行うのが、言語療法で、言語聴覚士(ST)が担当します。

カードやボードを使ってコミュニケーションとったり、構音障害の場合には、話をするための筋肉の訓練を行います。

また嚥下の評価、訓練も行います。嚥下の状態をみながら食べ物の形態を判断したり、嚥下機能を高めるための、発声訓練、マッサージなども行っていきます。

症状安定から3〜6ヶ月までの回復期に、集中的にリハビリを行うことが、その後の生活の質に大きく関わってきます。

リハビリ病棟・病院には、診療報酬の関係から脳卒中発症後2ヶ月以内の入院入院期間は150日(高次脳機能障害がある場合には180日)という規定があります。

回復した機能を維持するためには、様々な専門家と連携し、継続してリハビリを行うことが必要であるため、自宅や施設での関わりがとても大切なのです。


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