リハビリテーションってなぜ効くの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「リハビリテーションの効果」です。

それでは問題です。
リハビリテーションで神経経路の再構築が期待できる。

正解は◯×どちらでしょう?
大脳の働き 機能局在 介護のプロ道場

正解は、◯ でした!

【今日の解説 リハビリテーションの効果】

リハビリテーション(以下リハビリと略)を行うことで、残った脳の部分を使って、神経の経路を再構築し、機能の回復が期待できると考えられています。

キーワードは、脳の「代行機能(だいこうきのう)」と「可塑性(かそせい)」です。

 

脳全体が自ら調整して、脳梗塞などによって失われたはたらきを修復することを、「代行機能」といいます。

右半身を動かす運動神経は左脳にあり、延髄で交差して右側へつながりますが、右脳から始まって右半身を動かす、延髄で交差しない(非交差性)神経が残っています

子どもの頃までは交差性・非交差性の両方の神経を使っていますが、成長すると優位脳である左脳が右脳の経路を抑えるために、非交差性の神経はほとんど使われなくなります。

しかし、例えば、左脳が脳梗塞を起こすと、右脳に対する抑制も弱くなるため、子どもの頃に使っていた古い非交差性の経路を再利用できる可能性が出てきます。 

 

脳梗塞などによって神経細胞の一部が壊れてしまうと、壊れた神経細胞の近くで、他の神経細胞がその働きを補います。これを可塑性(かそせい)といいます。

たとえば脳の中で、一本の指を担当する神経細胞が傷つくと、隣の指を担当する神経細胞が役割を手伝うことが、動物実験や画像診断技術の向上により、確認されています。

 

人間の脳は約1000億個の神経細胞が互いに影響を及ぼしながら活動をしています。

脳梗塞後のリハビリは、残った脳の部分を使って、神経の経路を造り上げる効果があると考えられています。

 

健常者ならほとんど脳が活性化しないような習慣化された動きでも、脳梗塞後のリハビリでは、脳の広い範囲が活性化することがわかっています。

リハビリをすることで、たくさんの酸素と糖分を消費しながら、新たな神経経路をつくりあげているのです。

脳って、リハビリって、すごいですね〜。

 


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