リハビリを支える家族の気持ちって?


介護のプロ道場、今日のお題は
「家族の障害の受容過程と援助」です。

それでは問題です!
家族にも障害の受容過程がある。

正解は◯×どちらでしょう?
家族の障害受容過程

正解は、◯ でした!

【今日の解説 家族の障害の受容過程と援助】

家族も本人同様に、すぐに障害を受け入れることは困難です。

家族もまた、ショック期、否認期、混乱期、解決への努力期、受容期という、受容過程を経ていると言われています。(※ご本人と同様に、ぴったり当てはまらなかったり、必ず受容期まで至るわけではありません)

急に発症した脳梗塞によって起こった、様々な後遺症を受け入れることができず、また本人にどのように接したら良いかわからず、面会に来れない家族がいることも念頭にいれておきたいものです。

 

特に在宅でリハビリテーション(以下リハビリと略)を続けていく場合、家族には以下のような役割が生じます。

・健康維持などの、観察者としての役割

・身体や情緒のサポートをする介護者としての役割

・病院や介護サービスとの連絡交渉などの、管理者としての役割

 

家族にとっても、今までの生活から突然このような役割が生じますので、身体的にも精神的にも、そして経済的にも大きな負担がかかります。

麻痺などの目に見える障害に加えて、高次脳機能障害などの目に見えない障害は、家族にとって負担の大きいものです。

 

まずは、家族がどのような悩みを抱えているのか、何に困っているのか、あるいは何をどのようにしたらよいのかわからないのか、しっかり把握する必要があります。

そのためには、家族とコミュニケーションが取れるような良好な関係を築くことが大切です。

家族の気持ちを把握した上で、正しい知識を家族が得られるように、わかりやすく説明します。

後遺症のこと、リハビリの必要性、そして昨日のメルマガで紹介した障害の受容過程と対応を、家族にも説明していきます。

 

ピアサポート(同じ状況にある人同士の支援)として、家族会などへの参加を促すのも一つの方法です。

そして、家族が疲れきってしまわないように、レスパイトケア(障害を持つ方の日常的なケアからの一時的開放、休息、息抜き)も含め、様々な職種が連携して本人と家族をサポートしていくことも大切です。

 

約1ヶ月に渡って、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の病態と治療、リハビリについてお話をしてきました。

脳血管障害は、寝たきりになる原因の4割を占めており、まずは予防、そして早期発見・治療、再発防止、リハビリテーションが大切です。

正しい知識をももち、障害があっても最期までその人らしく生活できるように支援をしていきたいですね。

 

明日からは、日本人の死因の1位である「がん」についてのお話をはじめていきます!


介護のプロ道場 365日メール講座は
こちらのフォームからお申し込み下さい。

メールアドレス
お名前(姓)
お名前(名)


※メールの受信制限をされている方は、

mail@kaigopro-dojyo.com を「受信可」に設定をお願いします。

お問い合わせはこちらをクリックして下さい