がんの精密検査ってどんなことをするの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「がんの精密検査」です。

それでは問題です!
がんの精密検査はCTだけである。

正解は◯×どちらでしょう?

がん 精密検査

正解は、× でした!

【今日の解説 がんの精密検査】

がんの精密検査にはCT以外にも複数の検査があり、それらを組み合わせて診断をします。

がん検診で癌が疑われる場合、または何らかの症状が見られる場合には、さらに詳しい以下のような検査をしていきます。

 

CT検査:筒状の装置からX線を照射して、身体の断面を撮影する検査です。

X線は、空気は通過しやすく、硬い骨は通過しにくい性質があります。

臓器によって、また正常な場所と病変がある場所ではX線の通過しやすさが違うため、この差を利用して画像をつくり、病変部位を特定することができます。

さらに小さな変化も見つけやすくするために、ヨード造影剤を静脈注射してから検査をすることもあります。

 

MRI検査(磁気共鳴画像撮影):筒状の装置から電磁波を照射して、身体の断面を撮影する検査です。

身体の中の水分に含まれれる水素原子は磁気をもっているので、電磁波を照射すると同じ周波数で振動します。

臓器によって、また正常な場所と病変がある場所では、振動する周波数が違うため、この差を利用して画像をつくり、病変部位を特定します。

 

超音波検査:超音波を身体の表面からあてて、臓器から反射した波をとらえ、画像化する検査です。

プローブと呼ばれる超音波を出す器具を身体の表面に当てますが、超音波は空気に触れると広がってしまうので、プローブと皮膚の間にゼリーをつけて、空気が入らないようにします。

 

内視鏡検査:先端に小型カメラなどがついた細い器具を使って、身体の内側の画像を撮影する検査です。

撮影とともに、検査のために病変部位を採取することもあります。

 

PET検査(陽電子放射断層撮影):放射性薬剤を体内に注入し、放出される放射線を特殊なカメラでとらえて画像化する検査です。

まずブドウ糖に似たFDGという物質を注射します。がん細胞は正常な細胞に比べて多くブドウ糖を取り込むという性質があるので、PETカメラで撮影された画像をみると、体内でFDGが多く集まっているところにがん細胞がある、ということがわかります。

平成22年4月から保険適用となったため、転移の状態を調べるのにも使われています。

 

腫瘍マーカー:がんによっては特徴的な物質をつくるものがあり、血液内のその物質の量をはかることで、がんの有無、程度を調べる検査です。

 

病理組織検査:臓器の組織や、分泌物・排泄物などの一部を採取して、顕微鏡で調べ、がん細胞を見つける検査です。

このような検査を組み合わせて、がんの有無、種類、進行度を診断して、治療方針を決めていきます。


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