がんの手術ってどうするの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「がんの手術」です。

それでは問題です!
切除可能であれば手術を積極的に行う。

正解は◯×どちらでしょう?

脳梗塞後遺症 記憶障害 高次脳機能障害 介護のプロ道場

正解は、◯ でした!

【今日の解説 がんの手術】

切り取る事が可能な状態であれば、手術を積極的に行います。

 

がんの手術では、がんの病巣と、周りの組織やリンパ節に転移があれば、一緒に切り取ります。

手術の途中で、切り取った部分や、周りの組織、リンパ節にがん細胞があるかどうか、顕微鏡を使って専門の医師が検査をします。(迅速病理検査)

病巣を切り取れることから、完治の可能性が高くなりますが、部位によっては身体の機能が失われたり、また傷や全身の回復に時間がかかったりするため、体力や持病の有無をしっかり判断した上で手術が可能かどうか判断します。

 

最近では、手術中に検査をしながら切り取る範囲を最小限にする方法(縮小手術)や、2〜3カ所穴をあけて小型カメラと小型器具を使った腹腔鏡・胸腔鏡下手術内視鏡で病巣を切り取る手術など、身体への負担を少なくする手術の普及が進んでいます。

また、麻酔技術や手術後の管理の向上により、周囲の臓器やリンパ節をとる手術(拡大手術)でも、身体への負担が以前よりも少なくできるようになっています。

 

がんの種類、手術の方法によっても違いはありますが、手術後の合併症を起こす事もあります。

主なものとしては、以下のようなものがあります。

感染:傷や管から菌が入って、高熱が出ます。抗生物質による治療が行われます。

縫合不全(ほうごうふぜん):縫った部分の組織がうまくつかずに、出血をします。通常縫合した部分は数日で組織がつきはじめますが(癒合:ゆごう)、栄養状態・低酸素状態・感染・血行不良などによりそれがうまくいかないことがあります。再手術をする事もあります。

無気肺(むきはい):同じ体勢を続けたり、痰が詰まったりする事で、肺が膨らまずに呼吸しづらくなる状態です。体位交換、呼吸訓練、酸素投与などを行います。

静脈血栓:同じ体勢で、身体を動かさない状態が長くなると、足の静脈に血の塊ができてしまい、脳や肺の血管を詰まらせてしまう事があります。安静期間中には、弾性ストッキングというきついハイソックスのようなものを履いて、静脈に血液がたまらないようにしたり、定期的にマッサージができるような器具をつけたりして、その後は早めに身体を動かすようにします。

 

昔に比べると、早く歩かされる・・・という話をよく聞くと思います。

体を動かすことは回復を早め、術後の合併症を予防することにつながることがわかったため、早期離床が勧められています。

ただし、手術後の状態によって違いがありますので、医師や看護師に確認をしましょう。


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