安全に移乗するにはどうしたらいいの?


介護のプロ道場、今日のお題は
「安全な移乗のポイント」です。

それでは問題です!
安全な移乗には、段取りが最も必要である。

正解は◯×どちらでしょう?

日常生活動作 移乗 移動

正解は、◯ でした!

【今日の解説 安全な移乗のポイント】

物事がうまくいくかどうかの8割は段取りで決まる、と言われています。移乗についても同様です。

椅子やベッド、車いすなどへの移乗は、何をするにも必要な動作あり、利用者の状態を把握し、環境を整える段取りが最も必要だと言えます。

 

安全に安楽に移乗するためのポイントを以下に挙げてみますね!

心身機能や身体構造を把握する:利用者の体型、上肢や下肢の機能はもとより、その時の利用者の体調や覚醒状態や認知機能の把握が必要です。また移乗に際して不安があると、身体機能を発揮しずらくなります。

 

利用者に何を行うのか説明をする:利用者の「動こう」とする意思に働きかけることで、姿勢や筋肉の収縮などを最大限に活用するとともに、不安感を少なくすることができます。

 

滑りにくい状態であることを確認する:利用者の足元は、スリッパやサンダルを避けます。また、フロアーマットなどが部分的にあると、滑ってしまい、足元が不安定になってしまいます。

 

利用者の足底が床にしっかりついていることを確認する:重心の移動をする際には、支持基底面がしっかりしていることが安定につながります。そのためには、足底を床につけ、肩幅程度に足を広げておくことが必要です。

 

移乗する先が固定されているか確認する:車いすやベッド、椅子の場合でも、移譲先が固定されていないと、バランスを崩し転倒の危険性が高くなります。

 

移乗先との高低差を少なくする:移乗先は同じ高さ、または若干低いくらいが、重心移動が少なくなり、安定感が増します。

 

移乗先を近づける:麻痺や筋力低下がある場合は、立位の保持が困難です。さらに移乗先が離れていると、立位での重心移動が必要になり、バランスを崩してしまいます。

 

支点をつくる:手で支えられる場所を確保することで安定感が増します。車いすのアームサポート、ベッドの介助バー、あるいは椅子の肘掛けなど、手でつかめる支点をつくります。もちろん、支点も固定されていることが大前提です。

 

・片麻痺のある利用者には、健側の方向への移乗をする:健側の手でつかんだり、身体の向きを変える際に軸足を作るためにも健側の方向へ移乗をすると、利用者の力を活用することができます。

 

利用者の力を最大限に活用する:立位になる際に、足を膝より内側に位置する、前屈みになる、利用者のタイミングで筋肉を収縮させるとことで、利用者の持つ力を最大現に活用するとともに、介護者の力が少なくすることができます。

 

介助者はボディメカニクスを活用する:介護者の力を効率よく使うために、前回のメルマガで解説したボディメカニクスを活用します。

 

利用者の心身機能や身体構造は様々です。利用者それぞれに合わせた、安全で安楽な移乗方法を利用者とともに考えていくことが求められます。


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