車いすの移動介助のポイント


介護のプロ道場、今日のお題は
「車いすの移動介助のポイント」です。

それでは問題です!
一般的な車いすが通れる幅は70cmである。

正解は◯×どちらでしょう?

アルコールの影響 介護のプロ道場

正解は、× でした!

【今日の解説 車いすの移動介助のポイント】

一般的な車いすが通れる幅は80cm、方向変換をするには150cm四方の面積が必要と言われています。

まず、車いすは移動するための福祉用具であり、椅子ではないことを念頭に置きます。

 

車いすを利用する前には、タイヤの空気圧、ブレーキの利き具合、四点接地しているか(前輪二輪と後輪二輪の接地)、まっすぐに進むか、シートの破損やたるみの有無、ねじの緩みの有無を確認します。

 

車いすに移乗する際には、利用者さんの健側に、座面に対して20〜45度の角度で車いすを近づけ、ブレーキをかけ、フットサポートは上げておきます。

床に利用者さんの足底がしっかりつくように浅く座り直し、健側の手で車いすのアームサポートを握り、前傾姿勢で立ち上がります。

健側の足を軸に、身体を回転させ、腰を突き出すように深く腰を下ろすようにします。座位を確認し、浅く座った場合には、深く座り直します。

深く安定して座っているか、フットサポートに足が乗っているかを確認し、車いすの後輪に手や掛け物が巻き込まれないように注意をしながら、動かす時、止まる時には、一声かけるようにします。

 

利用者さんが車いすに乗っていて、ブレーキがかかっていない時には、安全のために、両手または片手でグリップを握っておくようにします。

 

車いすで段差を超える時には、グリップを下に押し、ティッピングレバーを踏むと前輪を上げた状態で、段差まで後輪を近づけ、その後グリップを持ち上げ、後輪を段差を登ります。溝を超える場合も同様です。

特に溝を超える時には、前輪が溝に落ちないように、溝に対して直角に車いすを進めます。ただし、側溝の格子状の蓋がある場合には、直角にするとタイヤが挟まってしまうので、斜めに進むようにします。

 

段差を降りる際には、後ろ向きでグリップを持ち上げ後輪を段差から降ろし、そのまま後ろに下がりながら、前輪をおろすと安全で、衝撃を緩和することができます。

舗装されていない道などは、前輪を上げて後輪だけで前進します。衝撃を和らげますが、不安定になるので、注意します。

 

坂道の場合には、登りはそのまま前進し、利用者の安全を確保するために、下りは後ろ向きで進みます。

 

エレベーターの乗り降りは、後ろ向きに入って、中で方向転換して後ろ向きに出る方法もありますが、方向変換のスペースが取れないことが多いので、前輪がエレベーターの入り口の隙間に落ちないように、前輪を上げて、乗り降りすれば、どちらから進んでもかまいません。

 

普段通っている道や通路を、車いすの前輪・後輪を意識しながら歩いてみると、どのような所に工夫が必要なのかイメージをしやすくなりますね。

 


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