尿が近い方のケアって?


介護のプロ道場、今日のお題は
「頻尿のケア」です。

それでは問題です。
尿が近い方には、まずおむつを着用する。

正解は◯×どちらでしょう?

頻尿 対策 介護のプロ道場

正解は、× でした!

 

【今日の解説 頻尿のケア】

頻尿の原因は様々です。何らかの病気が原因で頻尿や尿失禁を起こすこともありますので、まずはそれに応じた治療を行うことで、症状が軽減することがあります。

尿とりパッドなどを使うことで、ご本人が安心されることもありますが、なぜこの症状が起こっているのか、考えてみるとケアの方向性が見えるかもしれません。

 

それでは、頻尿がある方への、関わり方について考えてみましょう。

「頻尿」とは、起きている間に8回以上、夜間睡眠時に2回以上排尿することです。膀胱が急に収縮してしまう過活動膀胱によるもの、尿をした後にも膀胱の中に尿が残っている残尿によるもの、尿量が多いもの、感染によるもの、心因性のものに分けることができます。

なぜ頻尿が起こっているのか明らかにするためには、泌尿器科への受診を促します。また、膀胱内にどのくらい尿が残っているのか(残尿)、超音波装置等を使用して、チェックしてみるのも大切ですね。

 

頻尿が気になってきたら、まずは泌尿器科に受診し、診断を受けます。膀胱炎を起こしているのか、前立腺肥大があるのか、過活動膀胱なのか、その原因によって、治療法が異なります。

糖尿病がある場合には、主治医に相談をします。血糖コントロールがうまく行えていないと、尿が増えて、頻尿に、ことがありますので、全身的なチェックが必要です。

 

身体に異常はないのに、緊張や不安などの精神的な理由による頻尿を心因性頻尿・神経性頻尿といいます。この場合には、通常、眠りについてしまえば、トイレに行かなくちゃ、と思わなくなりますので、夜間頻尿は見られません。また何かに集中していると頻尿の症状は和らぐ傾向にあります。

トイレに行く回数、大まかな量などを確認するための「排尿日誌」をつけて、排尿パターンを知ることが有効です。過活動膀胱で用いられる薬を使用することもあります。

それと同時に、尿意を感じた時に、はじめは5分だけでもトイレに行くのを我慢してみます。10分、15分と、我慢する時間を長くしていく方法がありますので、かかりつけの医師と相談しながら、訓練を続けてみるとよいでしょう。

また、足がむくみやすい方の場合には、寝るために横になると、足の方にたまっていた水分が戻り、血液循環量が増えて、夜間の頻尿につながることもあります。

日中、座る時には足を上げておくこと、足首をよく回すようにすること、つま先立ちなどをして、ふくらはぎを鍛えることなどの工夫で、むくみを和らげることが出来ます。

寝る3時間くらい前には入浴をすませ、むくみを解消しておくことも、夜間の頻尿対策になると思います。

身体の冷え対策も含めて、入浴や、ラジオ体操やウォーキングなどの全身運動、ストレッチなどもおススメです。

夜間の尿量を増やさないようにするために、夕食後には、アルコール、カフェインを含む飲み物を、控えておくのも、よいかと思います。

 


介護のプロ道場 365日メール講座は
こちらのフォームからお申し込み下さい。

メールアドレス
お名前(姓)
お名前(名)


※メールの受信制限をされている方は、

mail@kaigopro-dojyo.com を「受信可」に設定をお願いします。

お問い合わせはこちらをクリックして下さい