やけどの応急処置って?


介護のプロ道場、今日のお題は
「やけどの応急処置」です。

それでは問題です。
やけどをした時には、アロエをつける。

正解は◯×どちらでしょう?

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正解は、× でした!
【今日の解説 やけどの応急処置】

やけどをした場合には、まずはすぐに冷やします。

やけどをした場所を冷やすことによって、やけどの進行を抑えて傷跡が残りにくくなったり、痛みを和らげる効果が期待できます。

アロエや味噌、蜂蜜など様々な民間療法がありますが、感染を起こす可能性があります。

特に水ぶくれ(水疱)ができていたり、色が変わってしまっている場合には、感染を起こしやすくなっていますので、民間療法で対処しないようにします。

 

それでは、入浴時以外の場合も含めて、やけどをした時の冷やし方を考えてみましょう。

 

手足のやけどは、水道の蛇口から直接、水を出したままにして冷やします。

頭や顔などの、蛇口で当てづらい場所、腹部背部、範囲が広いやけどの場合は、シャワーを使うと良いでしょう。

 

腹や背中、太ももなどのやけどで、脱がせにくい衣服を着ている場合は、衣服の上からシャワーで冷やします。無理に服を脱がそうとすると、皮膚がはがれてしまうことがあります。

冷やした時の体温の低下に気をつけ、やけどをしていない部分はタオルなどで覆うようにします。

 

水で冷やす場合には、10〜15℃くらいの水温で、10〜20分程度が良いとされています。

水をかけられない場合には、氷や保冷剤を使いますが、直接に肌に長い時間あてると、冷やしすぎて凍傷を起こす場合もあります。清潔なタオルなどに包んで、冷やすようにします。

 

また、水ぶくれ(水疱)ができている時には、決して破かないようにします。皮膚のバリア機能を担っている表皮をとってしまうと、感染の可能性が大きくなるからです。

清潔なガーゼなどで覆って、医療機関に受診をしましょう。

 

夜間や休日など、診療時間外でも病院へ行った方がよいやけどとは・・・

広範囲のやけど:本人の手のひらより広い場合は受診するようにします。

②やけど部分が白、もしくは黒くなっている場合:痛みが強くないこともありますが、皮膚の深いところまでのやけどです。やけどの範囲に関わらず受診するようにします。

関節部分手のひらのやけど:皮膚の引きつれが起こりやすく、動かしにくくなる可能性があるためです。


顔のやけどからだの表面の10%に及ぶやけど、(手のひらを1%として、例えば腕全体、足の前面または後面全体など)、熱い空気を吸い込んでしまったやけど(気道熱傷)を起こした場合には、救急車を呼びましょう。

 

 

浴室でのやけど事故例として、湯沸かし設定の不具合や、介助者の手袋をしたままの湯温確認、蛇口の奥の方の金具に接することなどがあります。

温度に対して敏感である、腕の内側で湯温を確認をしたり、蛇口に触れないように見守りが必要ですね。

 


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