そういえば洗髪ってこれでいい?


介護のプロ道場、今日のお題は
「頭皮の汚れと洗髪」です。

それでは問題です。
頭皮は皮膚と全く違う構造である。

正解は◯×どちらでしょう?

頭皮の構造 洗髪 入浴 入浴介助 介護のプロ道場

【今日の解説 頭皮の汚れと洗髪】

正解は、× でした!

頭皮は、肌と同じ構造をしていて、表面から、表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織(ひかそしき)にわかれています。

表皮の一番下にある基底層(きていそう)というところで常に新しい細胞が作られ、一番上の角質層(かくしつそう)にたどりついた後、垢やふけとしてはがれおちます。これをターンオーバーといい、約6週間かかると言われています。

 

頭皮の特徴は、皮脂腺や汗腺が多く、他の部位よりも、油っぽいところです。そのため常在菌、特にマラセチアという真菌(カビの一種)が増殖しやすくなります。マラセチアは汗の水分と、皮脂や脱落した角質細胞を栄養としているため、頭皮には多く存在するのです。

頭髪を3~4日洗髪しないと、臭ったり痒くなったりするのは、常在菌の増殖や、皮脂と汗の化学物質が変性するためと考えられています。

 

また、頭皮が赤くなっている場合は、炎症が起きていると考えられます。頭皮に炎症が起きると、頭皮のターンオーバー(約6週間)が早くなって、角質細胞は完全に角化せず、数十個の角質細胞(大きなフケ)がかたまりとなって剥がれ落ちます。これは病的なフケです。 

 

さて、洗髪にはまずシャンプー選びからです。石油合成系の界面活性剤は髪にダメージを与えやすいので、なるべく天然成分配合のもので、皮膚と同じ弱酸性のシャンプーが刺激が少ないようです。

 

まず、シャンプーをつける前に、ブラッシングをして、髪の毛のもつれと汚れを取り、そのあと、軽くお湯で流して表面のほこりや汚れを流します。

お湯の温度は40度未満、できれば38度くらいが理想で、あまり熱い湯で洗うと頭皮の乾燥してしまいます。

シャンプーは手のひらに取りよく泡立てから、頭につけ頭皮を指の腹でマッサージするように洗います。爪を立てると、頭皮を痛めてしまいます。

最後は、シャンプーの成分が残らないように、丁寧にすぎます。シャンプーの成分が残っていると、刺激として頭皮の炎症を起こすことがあるので、すすぎには洗う時間の3倍くらいの時間をかけたほうが良いそうです。

 

顔を前に倒して洗う習慣がある人は生え際に、髪を後ろにまとめて洗う習慣がある人はえりあしに、すすぎ残しが多くなります。あらゆる方向からシャワーを流しながら指を動かし、丁寧にすすぐようにします。

 

介助をする際は、生え際や襟足などに手を添えて、お湯をためるようにしながら洗い流すとよいのですって!

 

その後はリンス?コンディショナー?続きはまた次回!


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