ジジとスマホの◯日間〜プロローグ〜


今日も穏やか一日です。いかがお過ごしですか?

さて、なぜジジがスマホなのか?
そもそもジジとは誰なのか?

ジジとスマホの◯日間が始まる前に、ちょっとその辺りをお話させてください。

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私の父=ジジは76歳。我が家は、父、私、愛犬タルーの三人暮らしです。

ご近所さんが皆、私のことを「タルーのお母さん」、父のことを「タルーのおじいちゃん」と呼んでくれるので、父=ジジが定着するようになりました。

さて、ジジは3年前に愛妻つまりババを癌で失い、思いがけずヤモメの道を進むことになりました。
ジジはババと一緒に旅行することを楽しみにしていましたので、その落ち込みようといったら、見ていて痛々しいものでした。

ババと二人で送るはずだった楽しい老後を、お一人様でも過ごしてもらえるように、お世話に励む毎日でしたが、さすがに同居しているイカズゴケの私が働かなくては、生活することはできません。

し訳ないなと、仕事に励んでおりますと・・・少しずつですが、ジジが家事を手伝ってくれるようになったのです。
今までのジジからは考えられない変化でした。

そこで我が父、ジジをよく観察してみると、ものすごい強みを持っていることに気がついたのです。

それは「あくなき知への欲求」

もともと読書家のジジでしたから、週に3冊以上の雑誌、月に4冊以上の書籍、家には辞書、地図の数々。

新聞やテレビ、友人や家族との会話の中で感じた疑問を、蔵書でまたはお気に入りの書店に足を運んで、きっちり調べ上げるのです。

その対象は、世界情勢、日本の政治から、江戸文化、日本各地の城、電車に飛行機・自動車関連、そしておいしいコーヒーの入れ方や、おいしいお味噌汁の具の組み合わせ、炊飯器や電子レンジの取扱説明書に至るまで・・・・。

我が父ながら、知を得る達人だと思いました。
仕組みをしっかり理解して物事に取り組むので、料理を含めてジジがこしらえたものには失敗がありません。

最近のジジは最強の後期高齢者です。

しかし、これから10年後のことを考えると、体力は低下するだろうし、今でも難聴なので、知の欲求を満たすための行動がとれなくなる可能性が高くなります。

PCでインターネット、とも考えましたが、ジジはPCに触ったこともなく、キーボードやマウスの操作は難しいかもしれない。
簡単に音声で知りたいことを探せる何かはないものか・・・

スマホじゃん!

そういえば、二人で話していて本で調べてもわからない時、私はスマホでよく検索をするのですが、最近はジジ自ら「ちょっとわからないから調べてよ」と言うことが出てきたのです。

スマホだったら音声検索できる。これから出歩くことが難しくなって、大好きな書店に行けなくなったとしても、どんな本を選んだらよいのか、スマホで調べることができる!

今年になってから、らくらくスマートフォンの新聞記事を興味深く読んでいるジジの姿がありました。

今でしょ!

そしてジジとスマホの◯日間が始まったのでした。

もしかしたら、タブレットが欲しいなんて言い出しちゃうかもしれませんね。

ジジのあくなき知への欲求は、最強の後期高齢者たる所以です。


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