こんにちは。
介護のプロ道場 主宰者の桑原紀子です。
いきなりの夏日!クーラーが入り始めた場所もありますね。
私はクーラーが苦手。からだの全体が冷え冷えになってしまい、なんだかだるくて仕方なくなってしまいます。
手足の冷えでなかなか眠れない方もいらっしゃると思います。
そこで、今回のテーマは「冷え対策」
原因や対処法について、少々ご紹介していきたいと思います。
●冷えの原因
血液の流れを調節する「自律神経の」バランスが悪くなり、身体の末端である手足の血液循環が悪くなることから起こる・・・と言われています
人間はさまざまな環境に適応できるように、頭の中の視床下部にある、自律神経で身体のバランスをとっています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があって、こんな役割があります。
「交感神経」=緊張するときに優位になる
「副交感神経」=リラックスすると優位になる
冷えはもともとの体質、と言うこともありますが、疲れやストレスなどで、緊張状態にあると、「交感神経」が優位になり、血管が収縮して血の巡りが悪くなってしまうと考えられます。
●冷え性対策
①全身を動かす
歩くときに大きく手を振って、足を上げて歩くだけでも血液循環はよくなります。
時間が空いたときに、ゆっくりラジオ体操をしてみるのもお勧めです。
②朝昼晩の食事をする
食事をすると、血糖値が一時的に上昇します。1日3回血糖値のピークを作ることで、自律神経のバランスを整えると言われています。
③食事の内容を工夫する。
温かい食べ物を摂ることで、身体の中から温めることが出来ます。
生野菜と果物は身体を冷やすので、食べすぎに注意しましょう。
★お勧め食材
人参は昔から五臓六腑を温める作用があると言われています。
すりおろしたにんじん大匙1杯を温かいご飯に乗せて、しょうゆを少したらして食べてみるとよいと思います。
(私も食べてますが、癖になります。)
●セルフリフレクソロジー
①親指の腹、第一関節までの範囲を刺激します。
自律神経の中枢がある、視床下部の反射区です。
②人差し指の付け根の、盛り上がっている部分を刺激します。
新陳代謝をつかさどる、甲状腺の反射区です。
③人差し指と中指の間の下、ちょうど指の付け根の盛り上がっている部分が終わったあたりを刺激します。
「ソーラープレクサス」といいまして、身体のバランスを整える反射区です。
時間の空いたとき、左右の手を行ってみてください。
足の裏の同じ場所を刺激するのもお勧めです。
少しでも冷えが軽くなりますように。